乳搾り - 恋愛!乙女ちっくポエム

乳搾り

それは生暖かくて
やわらかかった。

生きていることが
乳房から掌に
伝わってきた。

乳房から出たお乳は
バケツの中に少しずつ
たまっていった。

あー。
このぐらいあれば充分だなぁ。

こういう風に
自然がいいなと思った。

今はお乳がとれすぎだって。
いっぱいいっぱい
捨てているんだって。

お乳は
摂れすぎだと言うのに
牛の数は多く、
牛達はお乳を腫らす。
それを搾乳機で
すごい勢いで
吸引して
搾り出すのだ。

必要のないお乳は
捨てられるんだって。
ただ
捨てられるんだって。

少しずつ再利用できないかと
アイディアも生まれてきた。

利用されるのはいいことだ。

でもそんな不自然な状態を作った
あたしたちは
本当にそれでいいのかな?
牛乳の会社が悪いと
いっているんじゃないのよ。
不自然な状況を作り出した
欲張りな、心が渇いた
あたしたちは
本当にそれでいいのかな?

あたしたちの心が
満たされない限り
どんなに搾っても
どんなに搾っても
心のタンクは
満たされないのよ。

どんなにどんなに
飲んでも飲んでも
その渇きは
潤せないのよ。

これがあたしの乳房だったら
あたしはどんなことを
想うのだろう。

必要なものは必要なだけ
あればいい。

欲張りすぎると
誰かをどこかで泣かせているよ。

カテゴリー: ポエム — より 3:02 PM  コメント (0)
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