2010 7月 - 恋愛!乙女ちっくポエム

ウミウシ

水際に打ち上げられたあたし
あたしは波に引かれ押され
ゴロゴロしながら

「あたしに近づかないでちょうだい」
って
紫色の液体を出した
あたしの周りは
紫色に染まった

そんな姿を見て
周りの人は
気持ち悪いと言ったわ
子供たちは
好奇の目 で
あたしを見るの
傍にあった木の棒で
あたしのことを
突くのよ

いたい、
いたい、
いたい、
いたい!!

お願いだから
あたしに触れないで
ひとりにさせて
お家へ帰りたい

そこへあなたが
現れたの

あたしを静かに両手ですくって
海の中へ
帰してくれた

あたしはユラユラと
海の底へ
沈んでいった

テレパシーで
あなたの声が聞こえた

「もう大丈夫だよ」

それだけなのに
あたしはあなたに
恋をした

あなたの優しい瞳が
あたしの目 に焼きついた

こんなに優しくされたことなど
いままでなかったの

何もお礼を言えなかったけど
とってもとっても
感謝しています

もしも人間になれるなら
あたしも人魚のように
あなたの傍にいきたいな
そしてあなたの役に立ちたい

たとえ海の泡になったとしても

魔女はどこに
いるのかなぁ

あなたの幸せを
ずっとずっと
海の底から
祈っています

また会えたらいいな

カテゴリー: ポエム — より 2:53 PM  コメント (6,131)

エゴイスト

あたしは恋愛に
何を求めていたのだろう
自分自分
ばっかりだったのかもしれない

前にうまくいかなかった愛や
満たされなかった愛の傷を
ただあの人に
ぶつけていたのかもしれない

ただ愛が欲しかったから
ただそんな自分が
寂しかったから

あの人はお父さんでも
前の彼氏でも
前の夫でも何でもない

あの人はあの人なのに

あたしはそれを気づけずにいた

以前に負った愛の傷を
あの人で埋めようとしたし
あの人に埋めてもらえるのだと
期待した

あたしの恋愛は
ひとりよがりだった
ただ自分がかわいくて
これ以上傷つきたくなくて

それなのに
「あの人をとても愛しています」
「あの人をあたしだけのものにしたい」
なんて
なんて
あたしはエゴイストなのかしら

待つことも出来ず
あの人の気持ちを考えることもせず
気持ちを受け入れてくれない
あの人を責めていたのよ

これからは
本当に人を愛すことが出来るかしら
本当にあたしが愛する人の気持ちを
わかることが出来るかしら
純粋に
あの人を愛すことが出来るかしら・・・?

出来る
出来る!!
大丈夫よ

それに気づけたのだから

これから新しい世界を
作るのよ
過去から解き放たれて
作るのよ

カテゴリー: ポエム — より 11:42 AM  コメント (27,834)
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