2012 4月 - 恋愛!乙女ちっくポエム

挫折

叩きのめされる
押しつぶされる

あたしの心はズタズタになった

ののしられる
蹴飛ばされる

あたしの体は深く深く沈んで

暗い暗い海の底

深海魚達が嗤っていた

お前には無理だよと

必死にもがいても
必死にあがいても

どんなに手を伸ばしたって
助けはこなかった
上にはいあがることが
できない

このままあたしは
暗い海の底で暮らすのかな

光の見えない
暗闇の中で・・・

泣いても
泣き叫んでも

涙は海にとけてゆく
声は届きもせずに

涙は枯れ果て
声もつぶれ

あたしは息をするのも
やっとで

あたしはすべてに
降参した。
挫折に負けた。

あたしは海へ溶けて
一緒になった

そして気がついた

あたしはあたしじゃなかった
海は海じゃなかった

すべてはひとつだった

あたしは悲しみだった
あたしは喜びだった
あたしは希望だった
あたしは光だった

何度だってやり直せる
あたしはどこからでも
いつからでも
自分次第で!

気がついたら
元の世界に戻っていた

握った掌の中には
深海魚からの
プレゼントが入っていた

それは
挫折と言う名の
愛だった

あたしはそれをそっと
胸に抱きしめた

カテゴリー: ポエム — より 5:21 PM  コメント (4,068)

乳搾り

それは生暖かくて
やわらかかった。

生きていることが
乳房から掌に
伝わってきた。

乳房から出たお乳は
バケツの中に少しずつ
たまっていった。

あー。
このぐらいあれば充分だなぁ。

こういう風に
自然がいいなと思った。

今はお乳がとれすぎだって。
いっぱいいっぱい
捨てているんだって。

お乳は
摂れすぎだと言うのに
牛の数は多く、
牛達はお乳を腫らす。
それを搾乳機で
すごい勢いで
吸引して
搾り出すのだ。

必要のないお乳は
捨てられるんだって。
ただ
捨てられるんだって。

少しずつ再利用できないかと
アイディアも生まれてきた。

利用されるのはいいことだ。

でもそんな不自然な状態を作った
あたしたちは
本当にそれでいいのかな?
牛乳の会社が悪いと
いっているんじゃないのよ。
不自然な状況を作り出した
欲張りな、心が渇いた
あたしたちは
本当にそれでいいのかな?

あたしたちの心が
満たされない限り
どんなに搾っても
どんなに搾っても
心のタンクは
満たされないのよ。

どんなにどんなに
飲んでも飲んでも
その渇きは
潤せないのよ。

これがあたしの乳房だったら
あたしはどんなことを
想うのだろう。

必要なものは必要なだけ
あればいい。

欲張りすぎると
誰かをどこかで泣かせているよ。

カテゴリー: ポエム — より 3:02 PM  コメント (0)
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